こんにちは、天野です。
今日は、ちょっとした“雑談”から始まり、人間関係がぐっと深まった、あるビジネスミーティングの出来事をシェアしたいと思います。
キーワードは、「勧められたらすぐ見る」。このシンプルな行動が、人との距離を一気に縮める最強のテクニックになるんです。
きっかけはドラマ「下町ロケット」
私は、「下町ロケット」というドラマが大好きで、過去に何度も見返しているほどのファンです。
ある夏のこと。橋塲さんという方と、後藤さんという方とのビジネスミーティングがありました。ミーティング前のちょっとした雑談で、橋塲さんがぽろっと「下町ロケット、あれやっぱり熱いですよね〜」と話し始めたんです。
「えっ、私もめちゃくちゃ好きなんですよ!」とすぐに反応してしまい(笑)、そこから3人でドラマの話で大盛り上がり。阿部寛さん演じる佃社長の情熱や、技術者たちのプライド、逆境を乗り越える姿勢――いろんなエピソードを思い出しながら、共通の感動を語り合いました。
実は…見てなかった⁉
ミーティング本番が終わった後、ちょっとした出来事が。
橋塲さんがトイレに立ったとき、後藤さんがこそっと私に耳打ちしてきたんです。
「実は私、下町ロケット見たことないんです…」
びっくりしました(笑)! あんなに自然に話についてきていたので、てっきりファンかと。でも、後藤さんはこう続けました。
「でも、あれだけみなさんが楽しそうに話してるのを見たら、これは見ないと損だなって思いました。お盆休みに、絶対見ます!」
その言葉通り、後藤さんはお盆休み中に全話を視聴。
次のミーティングで…
そして迎えた9月中旬の次のミーティング。
冒頭から、後藤さんが目を輝かせてこう言ったんです。
「下町ロケット、全部見ました!めっちゃいいですね!」
新鮮な感動があふれていて、私よりも橋塲さんよりも、詳しくエピソードを覚えていたほど。ドラマの名シーンやセリフを語りながら、また3人で大盛り上がり。そこには、前回とはまた違った一体感が生まれていました。
「素直に見る」が信頼を生む
後藤さんの姿勢を見ていて、改めて感じたことがあります。
それは、「勧められたことを素直にすぐ実行する」って、ものすごく信頼される行動だということ。
世の中には、本や映画、ドラマを勧められることはよくあります。でも、実際にそれを“見る人”って、意外と少ないんです。
後藤さんのように「見ます」と言って本当に全部見て、次の場面で感想を共有してくれる人には、自然と好感と信頼が集まります。
これは、ビジネスに限らず、友人関係や家族との関係にも使える「人間関係を深めるちょっとした技」だと思います。
「紹介されたら、まずやってみる」
本やドラマに限らず、飲食店や趣味、旅行先なども同じです。
誰かが自信をもって「いいよ」と勧めてくれたものを、すぐに試してみる。
そして次に会ったときに、「あれ、行ってみましたよ!」「読んでみました!」とフィードバックする。
たったそれだけで、その人との距離はグッと近づきます。
「この人にはまた何か紹介したくなる」と思われる存在になれます。
まとめ
- 雑談から生まれた共通の話題は、信頼関係の入り口になる
- 勧められたものをすぐ試す人は、相手に強い印象を残す
- 「素直にやってみる」ことで、信頼や共感が生まれ、次の会話が豊かになる
次に誰かから「これ面白いよ」と言われたとき、ぜひその場でチェックしてみてください。そして感想を伝えてみてください。
人との距離を縮めるのは、言葉より「行動」かもしれません。行動して経験するからこそ、会話が弾むんですね!
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